沖縄の台風で雨漏り、応急処置と保険のために撮る写真
沖縄で台風の雨漏り、業者が来るまでの応急処置を、電話でよく聞かれる順に書きます。
「今、天井から水が落ちてきてる。どうすればいい?」
「台風が抜けるまで来られないって言われた。それまで何したらいいの?」
「あとで火災保険を使うかもしれないから、今のうちに何を撮っておけばいい?」
台風の最中に、沖縄便利屋にはこういう電話が入ります。正直に言うと、暴風警報が出ている間は、うちも外に出られません。屋上に上がるなんてもってのほかです。
なので、このページは「業者が来るまでの数時間〜数日を、どうしのぐか」と「あとで保険の話になったときに困らないように、今のうちに何を残しておくか」の話です。沖縄の台風でよくある相談をもとに書いています。
台風の最中にやること(家の中だけ)
1. 落ちてくる場所にバケツ+底に雑巾を1枚
直接落ちると水がはねて床が濡れます。底に雑巾を入れておくと、はねません。
2. 電気製品とコンセントを避難させる
落ちる水がコンセントや延長コードにかかると、漏電ブレーカーが落ちます。台風の夜に真っ暗になると本当に困るので、濡れそうなところの電気製品は先に移動を。落ちたら沖縄で台風後にブレーカーが落ちる原因|漏電調査と保険で直る線の記事へ。
3. 天井が袋状に膨らんで、今にも落ちそうなとき
クロスが水で袋みたいに膨らんで垂れ下がってきたら、そのままにすると天井板ごと水と一緒に落ちてきます。そこまで来ていたら、膨らみの一番下に千枚通しで小さい穴を1つ開けて、バケツで受けてください。天井ごと落ちてくるよりましです。まだ小さい膨らみなら、開けずに下にバケツを置いて様子を見てください。開ける場合は、その前に膨らんだ状態を1枚撮っておくこと。
4. 窓まわりはタオルを詰める
沖縄の台風は横から雨が来るので、窓のレールに水が溜まって溢れて室内に入ってきます。古いタオルを詰める、レールの水を掻き出す、だけでかなり違います。
保険のために撮っておく写真(これが一番大事)
火災保険の風災で直せるかどうかは、「台風で何かが壊れて、そこから雨が入った」と説明できるかで決まります。保険会社に出すのは写真と見積なので、写真がないと話が進みません。業者が来る前に、スマホでこれだけ撮っておいてください。
- 漏れている最中の写真と動画:天井から落ちている瞬間、サッシから染みてくるところ。日付が残るので、そのまま消さずに置いておく
- 濡れた範囲の全体:部屋の入口から引きで1枚、シミの近くで1枚
- 濡れてダメになった家財:ソファ、カーペット、テレビ台、本棚。家財が契約に入っていれば、ここも対象になることがあります
- 台風が抜けたあと、外側の壊れたもの:飛んできたトタンや看板、外れた屋上の笠木、割れたベランダの庇、ゆがんだサッシ。雨が入った「原因」はここです。安全なところから撮れる範囲で構いません
- 自分で塞ぐ前の状態:テープやコーキングで塞ぐなら、その前に必ず1枚
「撮りすぎ」はありません。迷ったら撮っておいてください。
撮った写真は、台風が抜けたらそのままお問い合わせフォームから送ってください。見に行く前に、どこから入っているかの当たりをつけておきます。急ぐときは 090-9408-5550 に電話を。
台風の最中にやってはいけないこと
- 屋上やベランダの外側に出る:飛来物と突風で本当に危険です。毎年どこかで事故が起きています。
- 屋根にブルーシートをかける:内地の記事によく書いてありますが、沖縄の台風では無理です。風速40mの中でシートは凶器になります。
- 天井裏に上がる:濡れた天井板は抜けます。
台風が抜けたあとにやること
1. 水が止まってから、もう一度写真
濡れた跡、シミ、剥がれたクロス。直す前の状態を残しておくのが大事です。
2. 外側を見られる範囲で見る(安全なところだけ)
ベランダの排水口(ドレン)に葉っぱやゴミが詰まっていたら、取り除いてください。これだけで次の雨の漏れが止まることがあります。屋上は手すりのあるところまで。家の周りに飛んできたトタンや看板があれば、それが原因の可能性があります。
3. 業者に連絡
台風直後は、どこも電話が鳴りっぱなしです。うちは対応エリア(沖縄市・うるま市・宜野湾市・北谷町・北中城村・中城村・西原町・浦添市・那覇市ほか沖縄県内)なら、早ければ当日〜翌日に見に行きます。応急処置だけで終わっても構いません。見に行って、ドレンの掃除で止まるのか、仮防水が要るのかをその場で言います。
応急処置でやりすぎると、あとで困ること
ホームセンターで防水テープやコーキングを買ってきて、自分で塞ぐ方は多いです。止まればそれでいいのですが、2つ注意があります。
- 原因と違うところを塞ぐと、水の出口が変わるだけで、別の部屋に出てきたり、壁の中に溜まったりします。
- 保険を使うことになったとき、直す前の状態が分からなくなることがあります。自分で塞ぐ前に、必ず写真を撮ってください。
台風の雨漏りが保険で直るケース・直らないケース
直るケース(火災保険の風災)
- 隣の家のトタンが飛んできて屋上の笠木が外れ、そこから天井に雨が回った
- 強風でベランダの庇が割れて、サッシの上から水が入った
- 飛来物で窓ガラスが割れて、部屋の中まで雨が吹き込んで床と家財が濡れた
こういう「台風で何かが壊れて、そこから入った」ものは、壊れた部分の修理と、濡れた天井・壁紙の張り替えが風災の対象になることがあります。それと意外と知られていないんですが、被害を広げないための応急処置にかかった費用(仮防水、割れた窓の板塞ぎなど)も、契約によっては保険の対象に含まれることがあります。領収書と、応急処置の前後の写真を残しておいてください。含まれるかどうかは保険会社に確認を。
直らないケース
- 何年も前から屋上の防水が劣化していて、たまたま台風で漏れた(経年劣化)
- サッシのシーリングが硬くなって割れていた
- ドレンの詰まりで屋上がプールになった(掃除不足)
沖縄の雨漏りは、こっちのほうが多いです。経年のものを風災で出すと、あとで取り消しになって損をするのはお客さんなので、うちはやりません。
火災保険には契約ごとに免責金額(自己負担額。0円・5万円・10万円など)が決まっていて、修理代がその額に届かないと保険金は出ません。古い契約では「損害が20万円以上のときだけ」という条件のものもあります。保険証券の「風災」の欄で免責を確認してください。請求できるのは原則3年以内です。被害が大きいときは保険会社の鑑定人が見に来るので、直す前の写真と壊れた部品は残しておいてください。
どちらかは、見に行けば分かります。うちはその場でそのまま言います。申請するかどうかはお客さんが決めることです。
雨漏りの原因と直し方の全体は沖縄の雨漏り修理|火災保険が使えるケース・使えないケースの記事に、窓が割れたときの話は沖縄で窓ガラスが割れたら修理は保険で?台風・野球ボール・泥棒の記事に書いています。
台風の最中に雨漏りしているなら
「今どうしたらいいか分からない」。その電話が一番多いです。電話で今できることを一緒に確認して、風が落ち着いたら見に行きます。
火災保険・自動車保険が使える修理かどうかは、見に行ったときにお伝えしています。保険の申請はお客さまご自身で行っていただきますが、必要な写真と見積はこちらで揃えます(手数料はいただきません)。
沖縄便利屋 電話 090-9408-5550(お問い合わせフォーム)
対応エリア:沖縄市・うるま市・宜野湾市・北谷町・北中城村・中城村・西原町・浦添市・那覇市ほか沖縄県内

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