沖縄のシャッター修理|台風・車の衝突は保険で直る?
沖縄でシャッター修理の相談が一番増えるのは、台風のあとです。
「ガレージのシャッターが途中で止まって、車が出せない」
「シャッターが風で内側に膨らんで、閉まらなくなった。これ火災保険で直せる?」
「店のシャッターにトラックが当たった。相手の保険で直すって言うけど、明日開店できないと困る」
沖縄の住宅は1階がピロティ駐車場になっている家が多く、そこにシャッターがついている家がたくさんあります。店舗も軒並みシャッターです。台風のたびにシャッターの相談が来ますし、道路に面した店舗だと車にぶつけられる相談もあります。
沖縄でシャッターが壊れるパターン
① 台風の風圧で内側に膨らんで、レールから外れる
一番多いです。風速40〜50mの風を真正面から受けると、スラット(羽板)がたわんで、端がガイドレールから外れます。閉まらない・開かない、の両方があります。外れたまま巻き上げようとすると、スラットが折れたり、レールが開いたりして被害が広がります。
② 飛来物が当たってスラットがへこむ・折れる
トタン、看板、植木鉢。へこんだスラットがレールに引っかかって、途中で止まります。
③ 車・トラック・バイクが当たった
駐車場で切り返しを誤った、配送のトラックがバックで当てた、バイクが転倒して突っ込んだ。下のほうのスラットが数枚くの字に曲がって、レールも開いている、という壊れ方が多いです。自分の車で当てたのか、他人の車なのかで、あとの話が変わります。
④ 巻き取り部・電動モーターの故障
台風後に無理に開け閉めしてばねが弱る、雨水が入ってモーターが動かなくなる。手動のばね式も電動も、台風後に無理に動かすと壊れます。台風の直接の被害ではないことが多いです。
⑤ 塩害でレールやスラットが錆びて動きが渋い
海沿いの地域だと、これが下地にあって、台風でとどめを刺される、という壊れ方をします。
壊れた直後にやること・やってはいけないこと
無理に動かさないでください。 外れたまま巻き上げると、直せたはずのものが交換になります。
- 途中で止まった → そこで止めて、どこが引っかかっているか見る
- スラットがレールから外れている → 自分で戻そうとしない(指をはさみます)
- 写真を撮る:歪み、外れ、へこみ、飛来物が当たった跡。直す前の状態が、保険の話になったときに必要です
- 車にぶつけられたなら、相手の連絡先と車のナンバー、保険会社名を聞いておく。相手がその場にいないなら警察に届けてください
台風が抜けるまでは、閉まらないシャッターはロープや角材で仮固定するくらいにして、あとは触らないのが一番です。台風直後に何を撮って何を触らないかは、『沖縄 台風の被害、見に行きます|直す前に保険のための写真を』の記事にもまとめています。
直せる線と、交換になる線
現場を見ないと断言できませんが、だいたいこう分かれます。
| 状態 | だいたいの判断 |
|---|---|
| スラットがレールから外れただけ | 戻して調整で直ることが多い |
| スラット数枚のへこみ・折れ | その枚数だけ交換 |
| ガイドレールの開き・歪み | レール修正 or 交換 |
| ばねが弱って重い | スプリング交換 |
| スラット全体がくの字に曲がっている | 交換になることが多い |
| 巻き取りシャフトまで曲がった | 交換 |
| 電動のモーター故障 | モーター交換(本体は残せることが多い) |
「途中で止まった写真」を1枚送ってもらえれば、表のどこに当たりそうかは電話で言えます。無理に動かす前に、090-9408-5550 に電話をください。
うちの直し方
- 見に行く:外れ・曲がり・レールの開き・巻き取り部を順番に見ます。
- 直し方を説明する:「戻して調整で済みます」「下の3枚だけ替えます」「ここまで曲がっていると本体交換です」と、写真を見せて説明します。
- 直す:スラット交換・レール修正・スプリング交換・本体交換。
費用のこと、電話で聞かれたら
同じ「シャッターが閉まらない」でも、スラットがレールから外れているだけなら戻して調整で終わりますし、巻き取りシャフトまで曲がっていれば本体交換です。電話の声だけでは、上の表のどこにいるのか分からないので、金額は言えません。見に行って、直せる線か交換の線か、金額まで含めてその場で説明して、納得してもらってから着手します。見積だけで終わっても構いません。
シャッターが保険で直るケース・直らないケース
シャッターは建物の一部なので、壊れ方によって「自分の火災保険」か「相手の自動車保険」かに分かれます。
直るケース(こういう相談がよくあります)
- 台風の風でスラットが膨らんでレールから外れた、レールが開いた → 火災保険の「風災」。ガレージのシャッターは建物の火災保険で見てもらえることが多いです。
- 飛来物(隣のトタン・看板)が当たってスラットが折れた → これも風災。飛んできた物が隣の家の物でも、台風の飛来物は相手に責任を問えないことが多く、自分の火災保険で直すのが一般的です。
- 配送のトラックがバックでシャッターに当てた、他人の車が突っ込んだ → 相手の自動車保険の「対物賠償」。相手の保険会社から連絡が来て、こちらは見積と写真を出す形になります。
- 相手が無保険だった、当て逃げで相手が分からない → 自分の火災保険に「車両の衝突」の補償が付いていれば使えることがあります(契約によります)。
- 自分の車で自宅のシャッターに当てた → 火災保険の「破損・汚損」の特約があれば対象になることがあります(契約によります)。
なお、店舗のシャッターは住宅の火災保険ではなく、店舗総合保険(企業向け火災保険)の建物・設備の契約で見ます。証券の名前は違っても、風災と対物賠償の考え方は同じです。
直らないケース(正直に言います)
- 前から重かった、ばねが弱っていた → 経年劣化。
- 塩害でレールが錆びて動きが渋い → これも経年劣化。台風で「とどめ」が刺された場合、どこまでが風災かは保険会社の判断になります。
火災保険には契約ごとに免責金額(自己負担額。0円・5万円・10万円など)が決まっていて、修理代がその額に届かないと保険金は出ません。古い契約では「損害が20万円以上のときだけ」という条件のものもあります。保険証券の「風災」の欄で免責を確認してください。請求できるのは原則3年以内です。被害が大きいときは保険会社の鑑定人が見に来るので、直す前の写真と壊れた部品は残しておいてください。
どちらに当たるかは、見に行けば分かります。うちは「これは風災で見てもらえそう」「これは前からの錆なので対象外」と、その場でそのまま言います。申請するかどうかはお客さんが決めることです。
車にぶつけられたときの相手の保険会社とのやりとりは、沖縄でブロック塀に車が突っ込まれた場合の修理|相手の保険で直すの記事に流れを書いています。台風で壊れたもの全般の保険の考え方は沖縄の台風で家が壊れたら、保険で直るもの・直らないものの記事で。
シャッターでお困りなら
「途中で止まって車が出せない」「相手の保険で直すと言われたが、どこに頼めばいいか分からない」。そのままの状態で構いません。見に行って、直せるか交換か、どの保険の話になりそうか、費用をその場で説明します。
火災保険・自動車保険が使える修理かどうかは、見に行ったときにお伝えしています。保険の申請はお客さまご自身で行っていただきますが、必要な写真と見積はこちらで揃えます(手数料はいただきません)。
沖縄便利屋 電話 090-9408-5550(お問い合わせフォーム)
対応エリア:沖縄市・うるま市・宜野湾市・北谷町・北中城村・中城村・西原町・浦添市・那覇市ほか沖縄県内

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