修理と保険の話

沖縄で台風後の水漏れ修理|壁の中の水音の原因と火災保険で直る線

沖縄で台風後の水漏れ修理|壁の中の水音の原因と火災保険で直る線

沖縄で台風のあとの水漏れ修理を、毎年見に行っている沖縄便利屋です。

「台風が抜けてから、壁の中でチョロチョロ水の音がする」
「雨はもう降ってないのに、天井のシミが広がってる」
「床とソファが水浸しになったんだけど、これって火災保険で何とかなるの?」

台風が抜けた翌日から、こういう電話が続きます。たいてい「雨漏りですよね?」と言われるんですが、正直に言うと半分くらいは違います。雨が止んでも音がする、元栓を閉めると止まる。この2つが揃ったら、雨漏りではなく水道の水漏れです。

沖縄の家はRC造(鉄筋コンクリート)で、屋上に給湯器と受水槽を置いている家が多い。台風のあとに壁の中から音がするのは、だいたいこの屋上まわりです。雨漏りだと思って天井ばかり見上げているあいだも、配管の水漏れなら水道メーターは回り続けています。

雨漏りか、配管の水漏れか、まず見分ける

電話で最初に聞くのはこの3つです。

  • 雨が止んで1日たっても、音やシミが増えているか:増えていれば配管寄りです。雨漏りは雨が止めば止まります。
  • 水道の元栓を閉めたら音が止まるか:止まれば配管で決まりです。
  • 水道メーターが回り続けていないか:全部の蛇口を閉めてもメーターのパイロット(小さい銀色の回転盤)が回っていれば、どこかで漏れ続けています。

この3つを電話で聞くだけで、見に行く前にかなり絞れます。

3つ試した結果を、そのまま電話(090-9408-5550)で言ってください。「元栓閉めたら止まった」だけで、持っていく道具が変わります。

台風のあとに沖縄で多い水漏れの原因

① 屋上の給湯器につながる配管の継ぎ目
一番多いです。給湯器の横を壁に沿って立ち上がっている給水管・給湯管の継ぎ目が、台風の横殴りの風で給湯器ごと揺すられて緩む。塩害で金具が錆びて弱っていると、なおさらです。漏れた水が壁の中の配管の通り道を伝って、2階の天井の角にシミとして出てきます。浦添市や西原町の坂の上の家は風当たりが強く、給湯器ごと揺すられる相談が多いです。

② 受水槽まわりの配管・ボールタップ
屋上の受水槽につながる配管に飛来物が当たって割れる、タンクのふたが飛んで中に物が入ってボールタップが壊れて水が止まらなくなる、というパターン。オーバーフロー管から水が出続けて、屋上がびしょびしょになっていることもあります。

③ 屋上に出ている散水栓・屋外の蛇口
飛んできた物が当たって蛇口が折れたり、ホースごと引きちぎられたり。

④ 台風とは関係ない、古い配管の寿命
これも一定数あります。たまたま台風のあとに気づいただけで、前から少しずつ漏れていた。これは経年劣化です。

自分でできること・やってはいけないこと

やっていいこと

  • 水道の元栓を閉めて、音が止まるか確かめる
  • 天井のシミ、濡れた床や家具、屋上の給湯器・受水槽まわりを写真に撮っておく(片付ける前に)
  • 水道メーターが回っているか見る

水漏れの業者を呼ぶ前に、この3つだけ確かめておくと話が早いです。

やらないでほしいこと

  • 天井を自分で開けて塞ぐ:中が乾く前に塞ぐとカビになります。
  • 漏れている継ぎ目にテープを巻いて放置する:水圧がかかる管なので、だいたい数日でまた漏れます。
  • 濡れた天井の下で電気をつけっぱなしにする:照明やコンセントに水が回っていることがあります。ブレーカーが落ちる話は沖縄で台風後にブレーカーが落ちる原因|漏電調査と保険で直る線の記事に書いています。

うちの直し方

  1. 見に行く:天井のシミの真上、屋上の給湯器・受水槽・配管を見ます。元栓を開け閉めしながら、どこから音がするかを追います。
  2. 原因を説明する:「ここの継ぎ目から漏れて、壁の中を伝って天井に出ています」と写真を見せて説明します。
  3. 配管を直す:元栓を閉めて、漏れている継ぎ目の前後を切り、錆びていた金具ごと新しい配管に交換。水を通して止まったか確認します。
  4. 天井・床は乾いてから:中が乾くのを待って、板の張り替えと塗装。濡れたまま塞ぐとカビが出るので、ここは急ぎません。
  5. 様子を見る:次の台風や大雨のあとにもう一度見て、再発がないか確認します。

費用について

「だいたいいくらか教えて」と電話で聞かれるのですが、水漏れは場所が確定するまで言えません。同じ「天井から水」でも、屋上に上がって継ぎ目を締め直して終わることもあれば、壁の中を通っている配管を切って交換になることもあるからです。見に行って、原因と直し方と金額をその場で説明して、納得してもらってから着手します。見積だけで終わっても構いません。

台風のあとの水漏れが保険で直るケース・直らないケース

水漏れで分かりにくいのは、「配管そのものの修理」と「漏れた水で濡れた床・壁・家財の被害」が別扱いになることです。ここを分けて考えると整理しやすいです。

直るケース

  • 台風の風で屋上の給湯器が動いて継ぎ目が外れ、壁の中を伝って2階の天井と壁紙がダメになった → 火災保険の風災の対象になることがあります(給湯器の固定状態を見られます)
  • 飛来物で受水槽の配管が割れて、水が下の部屋に回って床が浮いた → 同じく風災の対象になりえます
  • 壁の中の配管が突然破裂して、床・壁・テレビ台が水浸しになった → 火災保険の「水濡れ」の補償。配管の修理そのものは対象外で、濡れた被害の分だけが対象になるのが普通です。契約に水濡れが入っているかによります
  • 上の階の洗濯機のホースが外れて、自分の部屋の天井から水が落ちてきた → 上の階の人の個人賠償責任保険。自分の火災保険ではなく、相手の保険に出す形になります

直らないケース

  • 古い配管が寿命で少しずつ漏れていて、たまたま台風のあとに気づいた(経年劣化)
  • 塩害で錆びていた金具が自然に外れた
  • 受水槽のふたを閉め忘れていた、ホースを外しっぱなしだった(管理の範囲)

火災保険には契約ごとに免責金額(自己負担額。0円・5万円・10万円など)が決まっていて、修理代がその額に届かないと保険金は出ません。古い契約では「損害が20万円以上のときだけ」という条件のものもあります。保険証券の「風災」や「水濡れ」の欄で免責を確認してください。請求できるのは原則3年以内です。被害が大きいときは保険会社の鑑定人が見に来るので、直す前の写真と壊れた部品は残しておいてください。

どちらかは、見に行けば分かります。うちは「これは台風が原因で保険の対象になりそう」「これは経年なので対象外」と、その場で正直に言います。申請するかどうかはお客さんが決めることです。上の階が原因のときは、上の人に話す前にうちが原因を写真で押さえておくと、あとの話がこじれにくいです。

水漏れ全般(受水槽・トイレ・キッチン・水道料金が急に上がったとき)は沖縄の水漏れ修理|濡れた床や天井は火災保険で直る?の記事に、雨が原因の話は沖縄の雨漏り修理|火災保険が使えるケース・使えないケースの記事に分けて書いています。水道料金が跳ねていたら、修理の証明で減免が受けられる市町村があります。これも水漏れ修理の記事に書いています。

台風のあとに水の音がするなら

「雨漏りか水漏れか分からない」という段階で構いません。電話で3つ聞いて、見に行って、原因と直し方と費用をその場で説明します。

火災保険・自動車保険が使える修理かどうかは、見に行ったときにお伝えしています。保険の申請はお客さまご自身で行っていただきますが、必要な写真と見積はこちらで揃えます(手数料はいただきません)。

沖縄便利屋 電話 090-9408-5550(お問い合わせフォーム
対応エリア:沖縄市・うるま市・宜野湾市・北谷町・北中城村・中城村・西原町・浦添市・那覇市ほか沖縄県内

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